CMS構築を目的にPHPをベースとしたWordPress、CakePHPやPEARなどオープンソースを中心に解説しています

RMS(Rakuten Merchant Server)は、いわゆる楽天のショッピングサイトを管理する機能、サービスです。
RMSを利用して商品の管理・販売はもちろん、サイトの構成やデザインを調整することができます。しかし、利用できるWeb技術の制約もあり、構築作業はなかなか一筋縄ではいきません。

さて、最近のWebサイトではボタン画像のマウスオーバーやスライドショーなどJSを活用して構築するのが一般的です。
しかし、RMSでは制約でJavaScriptが使用できません。正確には、RMSではデザイン構成する方法としてHTMLを流し込めるエリアがあるのですが、そこでいくつかののタグが使用禁止とされています。その中でJavaScriptを記述するエリアの「script」タグも禁止なのです。その他にも外部ファイルの読み込みが禁止なので、「.css」や「.js」などのインクルードも不可能です。
つまり、楽天RMSのみではJavaScriptを使用したWebサイトの構築ができないわけです。

使用禁止タグ一覧

具体的にどのようなタグが禁止されているかという事ですが、非常に複雑です。
RMSのアカウントからマニュアルを見てもらえれば分かると思いますが、入力項目によって禁止タグが異なりますし、また、属性によってはそのタグが禁止といった条件付きのものもあります。

現実的に、厳密に禁止タグを考慮して設計というのは不可能でしょう。
実際に作業してみた経験上では、ある程度考慮した中で入力してみて、エラーが発生したら検討するといった作業を繰り返す方がスムーズかもしれません。

禁止タグについて、主に利用されそうなタグをあげると以下のようになります。

完全禁止タグ applet, form, frame, input, label, option, script, select, DOCTYPE
条件付き禁止タグ
(属性によっては禁止)
a, button, caption, div, dl, embed, iframe, img, li, marquee, object, p, pre, span, style, table, textarea,

※詳しくはRMSマニュアルを参照してください

大まかですが条件付き禁止タグについては、タグオンリーであれば利用可能で、普段使わないような変な属性を付加すると利用不可能といった感覚でいいと思います。

楽天GOLDを利用して擬似的に解決

先に述べたように楽天RMSのみではJavaScriptは利用できません。但し、楽天ゴールドではJavaScriptを利用できます。
ゴールドでは基本的に通常のISPど同様に、HTMLを組み、FTPでソースをアップロードすることでサイトを構築することができ、制約などはありません。

楽天RMSではiframeタグが使用可能です。つまり、ゴールドでJavaScriptで構築したサイトをアップし、それをRMS側でiframeで読み込むことで問題を解決する方法があります。

例えば、「slideshow.html」という画像スライドショーをJavaScriptで構築したファイル群をゴールドにアップします。それをRMSで以下のように読み込みます。

<iframe src="http://www.rakuten.ne.jp/gold/xxxxx/slideshow.html" 
   width="600" height="300" frameborder="0"></iframe>

これで、あたかもRMS上でJavaScriptが動作しているようにみえます。
通常、「iframe」は枠線やスクロールバーが表示されますが、CSSなどでボーダーを調整し、境界線を隠したほうが自然にみえるでしょう。

いまどきJSの使えないサイトというのも使い勝手が悪いような気もしますが、最大クラスのショッピングサイトということで、いろいろとセキュリティ上の問題があるんでしょうね。

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